心房細動、慢性腎臓病から考えるHFpEFの治療戦略

サイトへ公開:2026年08月03日 (月)

2026年12月2日(水)開催のジャディアンス全国WEB講演会です。「心房細動、慢性腎臓病から考えるHFpEFの治療戦略」を安斉 俊久先生にご講演頂きます。

抄録:
左室駆出率の保たれた心不全(HFpEF)は、心不全症例の半数以上を占め、その有病率は年々増加している。
その原因として、社会の高齢化だけでなく、HFpEFの病態に関連する併存症の有病率増加等が関与していると考えられている。
欧米においては、肥満、糖尿病、慢性腎臓病(CKD)、慢性閉塞性肺疾患(COPD)等の併存症を有することがHFpEFの特徴として知られているが、本邦においては、肥満や糖尿病、COPDの合併率は欧米に比較して低く、心房細動(AF)の合併率が高いことが多施設共同研究(JASPER研究)で報告されている。
AFが持続すると、レニンアンジオテンシンアルドステロン(RAA)系の活性は上昇する一方で、本来RAA系に対して均衡を保つ役割を持つ心房ナトリウム利尿ペプチドが涸渇化することが知られている。
それにより左室の肥大・線維化が助長され、拡張機能障害をもたらす結果、HFpEFの発症につながるのではないかとも考えられている。
また、CKDはHFpEFに多く認める併存症の一つであり、心腎連関の病態を介して予後に影響を与える。
腎保護作用を有するSGLT2阻害薬は、心腎連関の病態に作用することで、左室駆出率に関わらず、幅広い心不全に対して良好な効果をもたらすことが報告され、HFpEFの治療戦略において重要な存在となっている。

※効能又は効果
〈ジャディアンス錠 10mg・25mg〉
2型糖尿病
〈ジャディアンス錠 10mg〉
慢性心不全 ただし、慢性心不全の標準的な治療を受けている患者に限る。
慢性腎臓病 ただし、末期腎不全又は透析施行中の患者を除く。

日時

  • 2026年12月02日 (水)
  • 18:30 〜 19:00
  • ウェブ講演会
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登壇者

安斉 俊久 先生
演者

安斉 俊久 先生

北海道大学大学院医学研究院 循環器内科学教室 教授

スケジュール

2026年12月02日 (水)

18:30 - 19:00
心房細動、慢性腎臓病から考えるHFpEFの治療戦略

主催:日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社
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P-Mark 作成年月:2025年8月