長寿化社会における慢性腎臓病治療戦略 ~かかりつけ医による先制治療の意義~
サイトへ公開:2025年11月10日 (月)
2025年12月15日(月)開催のジャディアンス全国WEB講演会です。「長寿化社会における慢性腎臓病治療戦略 ~かかりつけ医による先制治療の意義~」を長洲 一先生にご講演頂きます。
抄録:
慢性腎臓病・糖尿病関連腎臓病の治療は大きく様変わりしている。病態として従来から言われている過剰濾過を背景とした蛋白尿を有する腎臓病のみならず、蛋白尿陰性の患者が増加している。
その背景には未曾有の長寿化がある。また治療に関してもRAS阻害薬から20年の空白の後、SGLT2阻害薬、ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬やGLP1アナログなどが4 pillarsとして推奨されている。
このように腎臓病診療は以前のRAS阻害薬のみの時代から複雑な選択肢を考慮する必要がある時代へと移行した。
その中でもSGLT2阻害薬の中でジャディアンスは、EMPA-KIDNEY試験において幅広い腎機能ステージのCKD患者に対してeGFR slopeの低下を緩やかにした薬剤であり、今後の腎臓病診療において重要な治療選択肢の一つとなることが期待される。
これらを踏まえて改めて早期発見・早期治療介入の意義を述べたい。
※効能又は効果
〈ジャディアンス錠10mg・25mg〉
2型糖尿病
〈ジャディアンス錠10mg〉
慢性心不全 ただし、慢性心不全の標準的な治療を受けている患者に限る。
慢性腎臓病 ただし、末期腎不全又は透析施行中の患者を除く。
登壇者
演者
長洲 一 先生
川崎医科大学 腎臓・高血圧内科学 准教授
スケジュール
2025年12月15日 (月)
12:30 - 13:00
長寿化社会における慢性腎臓病治療戦略
~かかりつけ医による先制治療の意義~
主催:日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社
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