オフェブ関連コンテンツ 間質性肺疾患画像アトラス 画像読影のポイント編

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『石井晴之, 栗原泰之編. 教科書では学べない胸部画像診断の知恵袋. p72-92. 2020』18胸部X線（正面像）では、下肺野を中心にすりガラス影を認めます（図8）。すりガラス影により両側下肺野の血管影はやや不明瞭になっています（図8：丸円）。Minor fissureの偏移は目立たず（図8：矢印）、肺容積減少は認めません。横隔膜陰影は、肺野のすりガラス影の影響で少し不明瞭です。■図8 胸部X線（正面像）胸部HRCTで詳しく読影していきます（図9）。症例 3：57歳、男性。受診契機：胸部異常陰影。最終診断：剥離性間質性肺炎（DIP)。